LINE公式アカウントで「どのようなメッセージを発信すればよいかよくわからない」
LINE公式アカウントの運用担当者さんによくある悩みですが、今回の記事を読んでいただくと「あなたのお店の発信すべき情報」がわかるようになります。
ベネフィットを伝えよう
マーケティング用語「ベネフィット」という言葉があります。
完結に申し上げると、この「ベネフィット」をメッセージで配信すればよいです。
では「ベネフィット」とはなんでしょう?
「ベネフィット」とは「ユーザーが商品・サービスから得られる利益や未来」のことです。
・この商品・サービスを手に入れたら ⇒ どんな未来が手に入る
・この問題が解決したら ⇒ どんな未来が手に入る
よく似た言葉に「メリット」があります。これは直訳すると「価値」になります。
「メリット」を伝えるのもすごく大事なのですが、そこからさらに1歩先の「お客様の未来」を伝えてあげるのが「ベネフィット」です。
例えば、リサイクルショップで「あなたの不用品高く買い取ります!」とメッセージ配信したとします。これは「メリット」をお客様に伝えてる状態です。
「ベネフィット」はその先の未来なので、「不用品を高く売って、すっきりしたお部屋で新生活をはじめてみませんか?」
違いがわかりますかね?
不用品を売った後の未来をきちんとお客様がわかるようになっていることがわかると思います。
これがまさに「ベネフィット」なのです。
自分のお店のベネフィットをもう一度考えよう
それでは、もう一度自分のお店の「ベネフィット」を考えてみましょう。
あなたの商品・サービスを購入したお客様の「未来」はどうなりますか?
より具体的であればあるほど、お客様はその価値を感じてくれるはずです。
この部分は、メッセージ配信の一番の「肝」の部分なので、時間がかかっても大丈夫ですので、ゆっくり考えてみましょう。
伝え方も大事
「ベネフィット」がわかったら、次はその伝え方です。
こんな順番で伝えてみましょう!
①お客様が抱えている課題を書く
②この商品・サービスを購入すればこんな未来が待っている
③具体的な解決策
④解決できる理由と根拠を伝える
そして伝える時にもうひとつ大事なことは、「売り込まない」ことです。
どんなに良い商品・サービスでも、人間は売り込まれると拒否反応を起こします。
あくまで「ベネフィット」を伝えるところまでにして下さい。購入するかどうかはお客様の判断に任せましょう!
なぜならば、実はこちらの方が売れるのです。
人間は不思議なもので「買って、買って」というと「買いたくなくなります」、逆に「買わなくていいよ」と言われると「買いたくなるのです」
これはわたしが20年以上飛び込み営業でトップセールスをとって来た方法なので間違いありません!
また3年以上のLINE公式アカウントをコンサルして来て得た知見ですので、だまされたと思ってぜひ実践してください。
まとめ
勘がよい方なら気づいてたかも知れませんが、この記事も実は「ベネフィット」を伝える順番通りになっていました。
まずお客様の課題「何を発信すれば良いか困ってませんか?」そのあとに「この記事を読むとどうなるか」を伝える。そして「ベネフィットを伝えればよい」という解決策と、「理由と根拠」を最後に伝えてます。
LINE公式アカウントのメッセージもこれと同じように伝えれば、お客様は必ず動いてくれます!
もしこの形でメッセージ配信をしても、集客できない、売上が上がらない場合は、どこかが抜けていると考えてください。
未来がわかりづらいのか、理由と根拠が弱いのか、売込をし過ぎているのか、どこかしらに問題があると思いますので、ぜひそこを改善してみましょう!
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